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自分が撮った写真が無断で使用されているかチェックできるWEBサービス「Pixsy」

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Pixsyの特徴、活用方法

Web上でコンテンツを発表する人にとって、自身の権利保護対策は今や必須と言えるでしょう。

Webコンテンツはリアルタイムで安価に最新の情報を発信することができるという大きなメリットがあります。
一方で、コピーや再配布が容易であることから、著作権者が意図しない形で無断使用をされてしまうリスクがあるのです。

実際、個人がネット上で見つけた写真やイラストをあたかも自分で制作したかのように公表をしていたり、悪質な場合には企業の公式サイトやニュース番組に無断使用されていたりすることがあります。
とはいえネットの検索機能は基本的に文字ベースで行われているため、写真が自分のサイトやアカウント以外で使われているかを探すのは簡単ではありません。

そこでその面倒な作業を手軽にできるようにしてくれるツールが「Pixsy」です。
「Pixsy」はウェブ上で自分の写真が使われていないかを簡単に調査できるツールとなっており、もし第三者に使用されていることがわかった場合、ツールを使って訴えをすることができるようになっています。

使い方は簡単で、まず「Pixsy」の公式サイトでアカウントを作成して監視をしてもらいたい写真を登録しておきます。
するとその写真がどこかに勝手にアップロードをされた場合、そのことを通知として教えてくれるのです。

そこで実際にアップされているサイトなどを見に行き、明らかに無断使用であると判断したら、使用者に対して削除依頼などを送ることができます。
無断使用において金銭的利益を不当に得ていたり、または著作権者の権利を著しく害する行為をしている場合には損害請求をすることも可能です。

これまでは無断使用されていると分かってもどういった対応をすべきか分からなかったという人も、「Pixsy」を利用することにより泣き寝入りせずに済むでしょう。

「軽い気持ち」では済まされない無断使用

PC「Pixsy」は便利ということもあり、個人だけでなく企業やフリーの写真家なども利用をしているツールです。
そのためそれまではなんとなくいいだろうという軽い気持ちで無断使用してきたという人も、突然訴えられて損害賠償請求を受ける可能性が出てきます。
実際にネット上での写真の無断使用に関して訴えを起こされたケースは増えてきており、最初にライセンス契約をしておけば少額ですんだ費用が、大きく膨らんでしまったという例もあるほどです。

ただそうした無断使用は悪意があって使用しているケースだけでなく、「ネット上のものは自由に使ってよい」という無知からくる思い込みによって使用されていることもあります。
とはいえ悪意があってもなくても、著作権者にとっては迷惑の度合いが変化するわけではありません。
自分自身が知らずに不法行為をしないためにも、しっかり権利についての知識は備えておきたいところです。

もちろん自身がコンテンツを発信する場合にも、無断使用されないように予防対策をしていくことが重要となります。