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人ごみの中をぶつからないでスマートに歩くコツ

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人とぶつかる原因

地方から東京など都心部に出て来た時に、戸惑うのが人の多さでしょう。
特に新宿駅は1日の平均乗降車数が約347万人(2016年度調査)と、世界で最も多くの人が利用する駅とされています。
それだけの人がいるとなると、いかに広い駅構内といえどもまっすぐに歩くことは困難です。

人混みに慣れていないと少し歩いては相手を避け、また歩いては避け、とかなり神経をすり減らせることになってしまいます。

歩いて移動するだけで疲れてしまっては観光や仕事どころではありませんので、まずは人混みを歩く時のコツをマスターしてみましょう。

まず人混みでぶつかる理由となるのは「視点の置き方が誤っている」ということです。
道を歩くときにはつい先に何があるかを確認しようとして遠くに視線をむけがちですが、これは人混みではあまり適した方法ではありません。

特に慣れない駅などでは遠くの看板を目印に歩いてしまいがちですが、遠くにばかり意識を集中していると、自分の周りの人が視界に入りにくくなってしまうでしょう。
混雑をしている場所ではむしろ視線は斜め下方向に向けることが望ましく、一点に集中するのではなく、できるだけ広い視界を維持するようにするのがコツとなります。

大人の人との衝突も怖いですが、足元をしっかり見ていないと幼い子供やスーツケースに激突してしまうこともあるでしょう。

人とぶつからない方法は?

歩く人とぶつかってしまうと、痛みだけでなく心理的にも大きなダメージを受けてしまいます。
特にイライラしている人ほどぶつかりやすいという法則があるようで、すれ違いざまに肩をぶつけられたあげく「チッ」と舌打ちをされる、なんてこともあるでしょう。
お互いに嫌な気持ちを募らせないためにも、自衛的に相手を避けるというテクニックが必要になります。

まっすぐ前方から来る相手を避ける時には、バスケットボールなどのように横90度方向に逃げるのではなく、するりと相手の背後に回り込むように動くのがポイントとなります。
90度に避けると、どうしても自分の左右の人の進行を妨げることになってしまいますし、歩くスピードが遅くなるのでイライラしやすくなってしまうのです。

最も良くないのがスマホなど別のことに集中しながら歩くということで、できるだけ集中して人混みを抜けるようにする、ということが重要になってきます。
道に不慣れで行き先を確認したいという場合には、歩きながらではなく必ず立ち止まって行なうようにしましょう。

先に説明をしたように視線をやや下向きにして歩くという方法のもう一つの利点は、歩く時にいちいち周囲の人と目線を合わせずにすむということです。
ぶつかったら悪いので周囲の人とアイコンタクトをしようと思うかもしれませんが、新宿駅のように膨大な人がいる場所では、いちいち目線を合わせようとするだけでかなり疲れてしまいます。

ぶつかって謝ることを心配するよりも、ぶつからずに歩くということに全力を傾けた方がぶつかる確率はずっと低くなり、精神面も安定して人混みを歩けます。