休暇でリフレッシュした脳を活かしやすい
5月のゴールデンウィークや、9月のシルバーウィークの後というのはなんとなく気持ちが緩み、なかなか仕事モードに頭を切り替えることができなかったりするものです。
ちょうどその時期は初夏や初秋の気持ちの良いレジャー日和が続くということもあり、休日にしたいことが多くなってしまい、それが仕事への意欲を低下させてしまうということもあるでしょう。
しかしそこでいつまでもお休みムードを引きずり続けていると、いつまでも気持ちの切り替えをすることができず、パフォーマンスが低下したままになってしまいます。
そこでおすすめなのが、休み明けだからこそ大きな仕事に意欲的に取り組んでみるということです。
人の脳というのは適応力があることから、どんな状況であっても自然に慣れていくようにできています。
毎日忙しい仕事をしている人などは、それまでフル回転をしていた脳が急に休みになったことで、回転させなおすのが難しくなります。
ですが長い休みを経験した脳はゆったりした時間の方に慣れていることから、同じことを見たり聞いたりしても、そこから得られる情報量が増えているのです。
忙しい時間だけの時はとにかく早くに仕事を終わらせようとしてしまうので、細かい変化や違和感には気づきにくいものです。
なのでゆっくり休んでリフレッシュ状態にある脳だからこそ、それまではなかった気づきや発想が得られやすくなるでしょう。
あまり仕事脳への復帰に時間を掛けすぎてしまうと、せっかくのその発見や発想ができる時間を損なってしまうことになります。
できるだけ早いうちに大きな仕事に取り組むようにするのがおすすめです。
プライベートでも充実した時間が期待できる
リフレッシュをしたことで脳が活性化している時期は、仕事だけでなくプライベートでも充実した時間を送ることができます。
休暇中に海外旅行などリゾートに行かれる人も多いと思いますが、非日常を経験することにより、日常に戻った時に小さな楽しみを見つけることができやすくなるでしょう。
家族や友人のちょっとした変化に気づいたり、新しい趣味を始めてみたくなったりします。
仕事へ気持ちの切り替えがなかなかできないという時や、すぐには大きな仕事をが出てこないという場合は、プライベートの方でちょっと新しいことを始めてみるのがおすすめです。
習い事をしてみたり、スポーツをやってみたりなど、普段やっていなかったことに挑戦することにより、気持ちを前向きにしていくことができます。
休暇というのは、そうした気持ちをリセットして、新たな心で何かに挑戦できる体勢を立て直すためのものです。
ぜひ長い休暇中は仕事のことを一時的に忘れてとことん楽しみ、休暇明けの仕事に打ち込めるようにリフレッシュしましょう。