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質の高い睡眠をとるためのコツをご紹介!

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睡眠の質が低いと起こる弊害

忙しい毎日でようやく休みになった週末、十数時間寝だめをしようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかしそうして無理やり長時間眠っても、目が覚めたときにどうにもすっきりしなかったり、かえって疲れがたまったように感じることもあります。

眠っても気分や体調がすっきりしないという人は、睡眠の質自体が低いため、十分に休息をとることができないということが考えられます。
人が疲労回復をするために最も有効な手段が「寝ること」であることは確かですが、長く寝さえすれば誰でも体力が回復するわけではありません。
疲れが取れない寝方をしていると、思考力が次第に低下してきたり、注意力が散漫になったりします。

ぼんやりして人の話を何度も聞き逃すようになったり、目のかすみや頭痛、肩こりなどが頻繁に起こるなら、それは相当に疲れがたまっているサインです。
他にも風邪を引きやすくなったり、食事をしてもおいしいと感じることがなくなったりした場合も、睡眠不足もしくは睡眠の質が低下していることが考えられます。

睡眠の質を高める方法

十分な睡眠がとれないことにより、日々のパフォーマンスが低下していくことを「睡眠負債」と言います。

こうした睡眠負債が多くなると、人は無意識に起きている時間に睡眠と同じ休息を脳で行おうとするので、日中に突然意識が混濁したり、ぼんやりとしてどこにも注意を払わなくなったりというようなことが起こるのです。
自動車を運転したり、刃物や火を扱う料理をしたりする場合には、その数秒の意識混濁が重大な事故の原因になるので、早めに解消を心がけるべきでしょう。

睡眠の質を高める方法の一つとして推奨されているのが、寝る前に温めのお湯にゆっくりつかるという入浴方法です。
人は眠っている時には体温が下がるようになっているので、眠る前に軽く体温を高めてあげると体感温度が低く感じられやすくなり、早くに眠りに入ることができるでしょう。
ぬるいお湯に体をつからせることにより自律神経の副交感神経が優位になるので、うとうとして眠気が誘発される効果もあります。

また、眠る直前に脳に強い刺激があると、深い眠りに入るのが難しくなってしまいます。
よく言われているのが寝る直前のブルーライトの影響で、ベッドの中でスマホやタブレットをいじっているとその光が目に入り、睡眠を妨げてしまううことになるのです。
できれば寝る1時間前にはブルーライトを目に入れないようにし、寝室を暗く静かな状態にしましょう。

眠っている間に光や振動があっても眠りが浅くなってしまいます。
室内の寝具の位置をできるだけ外部からの刺激を受けにくいところに移動させ、自然に目覚めるまで邪魔が入らないようにしてください。