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掃除も三日坊主

三日坊主さん必見!継続力を身に付けるためのテクニック

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継続力がない原因とは

春先など温かくなってくる時期には、何か新しいことを始めたくなるものです。

語学や資格の勉強をしたり、ダイエットや筋トレのためにジム通いを始める方もいるのではないでしょうか。
しかし、最初こそ気合を入れていたはずなのに、いつの間にかナアナアになって、いつの間にか辞めてしまっていたということも珍しくありません。
いわゆる三日坊主というもので、最初は「絶対にずっと続けてやる!」と気合を入れていたはずなのに、数回やっただけでそのモチベーションがすっかりなくなってしまうのです。

三日坊主は同じ人が同じように繰り返すことが多く、勉強で失敗した人は運動でも早起きでも失敗をしてしまうということがよくあります。
これは取り組もうとしていることへの興味の問題ではなく、その人が心理的に三日坊主をしやすい性質を持っていることが主な原因です。

初めにあったやる気が消えてしまうことを、心理学的には「馴化(じゅんか)」もしくは「心理的飽和」と言ったりします。
これはいずれも繰り返し何かを行うことで精神的に受ける刺激が少なくなり、その刺激がなくなったところでやる気がなくなることを示しています。

人の脳は、嬉しいことも辛いこともすぐに慣れて「当たり前」に感じるような適応性を持っています。
それが悪い方向に転んでしまうことで起こるのが三日坊主と言えるのかもしれません。

継続力を身に付けるテクニックと注意点

いくら「馴化」や「心理的飽和」といった原因があるとはいえ、三日坊主にならずにきちんと決めたことを続けていける人もいます。

三日坊主になりやすい人・なりにくい人で比較をしたとき、最も大きな違いになっているのが「大目標の設定」があるかどうかです。
例えば資格や語学の勉強をするとき、最初の動機が「合格をしたらかっこいいから」や「ちょっと興味があったから」というような場合は、馴化や心理的飽和が起こると「もういいや」といった気持ちになってすぐにやめてしまいます。

しかし最初の動機が「言語をマスターして短期留学をしたい」や「資格を取得して独立して家族を養いたい」といった強い目的がある場合には、辛いことがあってもその目標を叶えるまではモチベーションを維持することが出来るものです。
逆に大目標が「ネイティブなみにペラペラになって外国語の翻訳を商売にしたい」といったような目標があまりにも現実的でなさすぎる場合にも、継続をする手応えがなさすぎてモチベーションの維持が難しくなります。

三日坊主を防ぐためには、まず「大目標」として自分がどうなりたいかということを明確にしましょう。
更に、いつまでにどこまで出来るようになるべきかという「小目標」を設定して、毎日のノルマをきちんと作っていくことが大切です。